富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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慈雨

2017年06月08日 | 作について


昨日まで2日間お天気が良く
外に置いてある鉢はカラカラに乾いていました。
ただ、天気予報では夜から雨になるということで
水遣りしたいのを我慢してそのままに・・。









案の定、夜半から朝までしとしとと雨が降り続いていました。
それで下の山野草の鉢などはしっかり湿っていたのですが
釣り枠の富貴蘭の鉢は意外にもビショビショではなく
ミズゴケの表面がしっとり濡れている程度。
何やら蘭が喜びそうな環境で雰囲気はバッチリです。

蘭舎内の水遣りは蘭にとってはいわば短時間の集中豪雨のようなもの。
ポツリポツリと一晩中水をやっている訳にはいきませんから
これが自然の恵みというものなのでしょう。







釣り枠を吊るすのに結束バンドを使ってみました。
最初は手元にある細いので間に合わせていましたが
もし切れて釣り枠が落下したら悲惨なので
太くて長いのに変えてみました。
でも、ちょっと気になってネットを見たらステンレスのもあるんですね。
来年はそれに使用~っと。

思い起こせば富貴蘭の天水栽培をしていたのは始めた頃の40年前。
遮光するといっても目の細かい布製の寒冷紗しか無く
楽鉢にミズゴケで植えていました。

ある年、雨が続いて天葉のすっぽ抜けが続出。
それに懲りて屋根を掛けるようにしましたが
天水栽培(悪く言えば野ざらし)はそれ以来です。

途中、木炭植えをしていた時にやってみました
ブドウ糖を与えたせいもあるのか黒カビ病が出たり
棚の設営が大変なこともあって(雪が積もるので秋に解体しなければならない
これは1年で止めました。

今回は遮光材が明るい割に中が涼しいダイオミラー、
鉢の乾きが良いピートモス+木炭と条件が整いましたので実験しています。

もちろん外に置いてあるのはいわゆる裾ものといわれているものばかり。
蘭舎と違ってカギは掛けられませんから。

最もわざわざ秋田まで防犯カメラに写りに来る人は居ないでしょうが。

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